最近のことと本について。

ほんとに継続的な記録ができないのだけど、そんなもんしゃーないわなと思うしそんなことはどうでもよくて、勢いのままに書いてみる。みなさんお元気ですか。わたくしは粛々と生きてます。

家を出て、一人暮らしを始めました。メインのバイト先を変えて、新しい仕事を始めました。仕事内容も楽しいし同僚と上司はいい人たちでめっちゃ楽しいです。演劇はあまりやっていません。貯金もできていません。あ、恋人もできていません(うん、言うに及ばず!)。

 

世の中やばいですね。やばいって表現を解体すると………なんだろ。コロナで炙り出された人間の本質がしんどいみたいな?どの国も右傾化して、差別主義者がのさばり更にそれを支持する人が自分が思ってるよりたくさんいるらしく、異常気象からの災害がどの国でも起こって、アフガニスタンのことはもはや私には到底理解しえないのだけど(知識が足りなすぎる)、TLに流れてくるショッキングな映像や情報によると女性たちの権利が著しく剥奪されることになるとか………。詰んでるとしか言いようがない。地球、詰んでる。

 

でもでもでーも!私たちは生活を続けなきゃいけないわけじゃないですか。生き延びなきゃいけないじゃないすか。どーしよ、、、と思ったわけです自分は。これからの人生、この未曾有の時代、どうやって一人で生きてけばええの!?と。わからなかった私は答えを求めに図書館に行きました。わからないことは本に聞け。我ながらA型長女っぽい思考回路です。

 

本はいいです。だって普通に考えて、古今東西、太古の時代から伝わる言葉を知れるってすごくない!?「ネットで検索すりゃいいじゃん」という向きもありましょうが(ありましょうが?)もはやネットは情報過多、ほしい情報をなかなか探し出せない時代です。「いかがでしたか?」みたいなページのちょっと信憑性に欠ける情報しか得られなくて心許ないんすよね…私だけなのかな。まあ、なので、やっぱ本。本一択。そういう気持ちなわけです。

 

今日は氷室冴子さんの『いっぱしの女』を読了しました。少女小説の先駆者とされた著者の日常のモヤとか女たちとの連帯、男への提言、そんなあれやこれやがしたためられた本です。30年ほど前に出版されたものが最近復刻版として発売されたものなのですが、すごい。全然古びてないし、かっこいいし、これこないだ安達さん(フェミ友)と話したことじゃん!みたいな、身に覚えのあるトピックばかりであっという間に読んでしまいました……。